注
このページは 2021年6月の記事です
知財担当・知財部門の皆様の役割はとても重要です。それは
「方針」を握れる
からです。
研究開発現場の多くは他社様に勝てる商品の開発がタスクとなっていますが、諸事情の為、特許の対応が後手になりがちです。戦略的に進められている他グループの事例、研究室メンバーの底上げの仕方、競合他社の知財戦略の状況など、共有すれば役立ちそうな情報が社内にあっても、研究室には機密保持や従業員個人の権利保護等を求められる事があり、共有しにくいのが現状です。
一方、知財部門の方は、各研究室に出入りしてますので、出願等に関連して研究の状況等を把握する事が可能です。どこが足りていて、どこが不足しているか・・・と指摘できる・・・・このことだけでも素晴らしいです。
また、知財予算を管理していますから、どの研究室にどれだけ配分するか、つまり、研究開発テーマのウエイトをどうしていくか、についての見解を求められる立場でもあります。
2017年7月17日の日経記事「IPランドスケープ」をきっかけに国内の各企業様で知財部門の在り方が議論されました。そのくらい重要な立ち位置なのです。
つまり・・
知財担当・知財部門の皆様には改革が期待されている
と言えるかもしれません。
弊社はこのような「改革」に少しでも寄与出来れはと願っています。
例えば、弊社調査員は「単純に考える」「原理にばらして考える」ために色々質問させて頂き、その結果従来とは少し違ったレポートをお返しするよう努力します。
また例えば、出願前調査をお引き合い頂いた場合「調査の為に出願が遅れる事態は避けたい」との思いから対応策をご提案するかもしれません。
さらに例えば、弊社に少しばかり蓄積された情報(ベースは研究者向けのメソッド)をご要望に合わせてアレンジしてセミナーを実施するという案もあり得ます。
知財担当・知財部門の方と研究開発現場の方、それに、弊社が、情報をシェアし、より好ましい方向を共に創ることが出来たら本当に素晴らしいですね。
まずはご要望をお聞かせください!!
追記2023/7/1
ご要望頂きました皆様、有難うございます。
おかげ様で幾つかの施策をご要望に合わせて実施する事が出来ています。
今後も、よろしくお願いします。